物語の行方はいかに(その3)
気持ちがまだ残っているうちは大丈夫だと思い、とどまった。
それにその後デートした時に手を繋いだが嫌悪感はなく、むしろ嬉しい気持ちになったので、つくづく私の感情の振れ幅に呆れるのであった。
それから会う予定があったのだが、相手が体調を崩してしまい流れた。
その時のショックからかまたもやこの人と付き合ってて良いのかというネガティブな感情が浮上してしまったが、今は落ち着いている。
しかも最近、毎日のようにLINEを送ってくれていたのに既読無視をされて私は非常に困惑した。
もしかしたら相手が付き合ってみて違うなと思って振られるのではないかと今までのトラウマが蘇ってきて、その日は眠れなかった。
あれだけ散々自分は別れた方が良いのではないかと思ってたくせに、いざ相手がそうなのではないかと思うとすごく不安になってしまう自分がいた。
でも、そこは過去の記事を読み返して、自分に自信を持つこと相手を疑うよりも信じようと我に返った。
もう少しで付き合って1か月経とうとしている。
結局今月会えたのは2回だけでまだまだこれからのはずだ。
最近は相手の顔も実は可愛いのではないか?とよく分からないことを感じ始めているし悪い方向に向かってはいないと思う。
それに相手と共通点が驚くほどあった。いずれも偶然ではあるがマッチングアプリで会ったとは思えないほどでびっくりした。
ゆっくり相手を知りながら今まで味わえなかった幸福を感じられるようになりたい。