自分を認める大切さ

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私は自分が大人しいって思われることが嫌だった。

大学の頃、「吹奏楽部にいそうだよね」と言われた。

当時は吹奏楽部=文化部=大人しいという安直な考え方をしていた私はそれを言われて無性に腹が立った。

 

本当の私はこんなのじゃない。もっと明るいんだ。

だから、社会人になって明るいねって言われることが嬉しかった。

やっと本当の私が認められたんだって思った。

 

だけど、時には無理している時もあった。

明るく見られたい、この子よりも優位に見られたい。

そんなことだから、いつもよりもエネルギーを使って後で疲労困憊する。

 

でも誰かに言われたように大人しい面もあるのが私なんだって。人の性格は一つじゃない。確かに傾向としてそういう部分を有しているかもしれない。

だけど、「明るい私」も「大人しい私」もどちらも私であって、一つには絞れない。

 

人の目を気にしてしまう性格もあまり喋らない性格も全部私なのだ。

結局人の性格を根本的に変えるのはなかなか難しくて、変わらないものだ。

「本当の私はこんなのじゃない」と強がるのではなく、まずはその自分を認めることが大切だって事を学んだ。

 

 

そう気づかせてくれたのは、とあるYoutuberの動画を見たからだ。

その人は精神病と発達障害を持っていて、何度も失敗と挫折を味わっている。

私はこの方に比べたらマシなのかもしれないとも思う(比べないけど)。

 

その人の凄いところは、病気を抱えながらもその自分をちゃんと認めて、認めたうえでどう生きるか試行錯誤しながら必死に生きている。

だけど、無理はしない、強がらない、今この瞬間生きているだけで偉い。みたいなあくまでも等身大の自分でいることも忘れない。

 

そっか…まずはこの自分を認めることが大切なんだ。

そこからどうしたら自分がもっと生きやすくなるのか、生きていきたいと思えるか考えるべきなんだった気づけた。

 

ストレスを溜めないように、自分を大切にできるように頑張ろう。

 

 

「親友」という存在に拘っていた自分

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少し前、私は「親友」という存在にこだわっていた。

それは自分に自信が無かったからだ。

親友がほしい。何もかもを共有できて気を遣わずにいれる友人が欲しかった。

だから、何人かいるグループの中で仲良くなれそうな人だけをわざと誘って出かけることをよくしていた(特に大学時代)。

 

いつも誘うのは私。

それをSNSにアップしては充実アピール。

大学~社会人3年目くらいまでよく誘う子がいたが、ほとんど自分から誘っており、誘われないことに腹が立って連絡をしなくなった。

 

結局、ただの自己満足だった。

親友って作るものじゃない、いつの間にかそうなっている存在なのに。

自分が勝手に一方的に「親友」だと思い込んでいただけなのに、自分が思い通りにならないからってその子を少し憎む気持ちさえ生まれていた。

 

一時期は友人がいないことに苦しんで泣いた時もあった。

だけど、今ひとりでいることが当たり前になっていて、友人と遊ぶことがむしろ珍しくなったおかげか、乗り越えてひとりの時間を楽しんでいる。

それが良いことかどうかは置いていくことにしても、私はこの親友を作りたい状態から脱することができた。

 

しかし、私の誕生日の時にその子からお祝いのメッセージをもらった。

覚えていてくれたことが嬉しかったのと同時に自分の幼稚さに恥ずかしくなった。

 

自分の思い通りにならないこの世の中で、人との距離の大切さを知った。

そしていつまでも、友達だって繋ぎとめるのは違うとも感じた。

だって、時が経てば、場所が違えば疎遠になる子がいるのは当然なことなのだ。

それでも定期的に会ったり遊ぶ子がいれば、その子を大事にすべきだ。

 

他人に左右されない、そんな生き方をしていきたい。

 

 

2021がはじまった

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2021年がはじまった。

昨年はコロナウィルスがあって何も思い出が無い1年だった。

やっと恋愛や趣味を積極的に頑張ろうと思っていたのに何ともやるせない。

そういってもコロナは収まらないから「仕方ない」という言葉で片付ける他ないのだ。

 

さて、今年の目標だがいくつかあるので今年1年過ごす自分が覚えておくために記しておこう。

 

⑴自分の身の回りを納得のできるものにする

 つまりはオシャレになるということ。昨年までは部屋のインテリアに凝っていたけど、今年こそはメイクやファッション、身に着けるものが自分の納得できるものにしたい。何が似合うのか、どういったものが良いのか雑誌、SNSなどを駆使して研究したい。

 

⑵彼氏を作る

 これは毎年の目標なので説明は割愛する(笑)

 

⑶ソロキャンをする

 本当は昨年やりたかったんだけど、交通事故を起こしてしまい車を消失。

 その後もやろうかと予約しようと思ったらキャンプブームで予約いっぱいや気力が失せてしまい結局出来なかった。自分のせいとは言え、すごく悔しくて悲しかった。

 しばらくキャンプブームは続きそうだけど、今年こそはソロキャンしたい。

 

⑷生理不順にならない、健康的な生活を送る

 すごくデリケートな話だけど、生理の大切さを最近ようやく解った。

 今まで生理が来ない月があっても大して気にならなかったけど、生理不順によって不妊になるなどと良いことがない。なので最近は体を冷やさないように毎日湯船に浸かったり腹巻をしたり運動をなるべくしたり。

 食事、運動、睡眠。これらの質を高めて生理不順の解消や健康状態を維持できるよう努力したい。

 

⑸社会人サークルの活動になるべく参加する。

 自分は主に写真と登山サークルに入っているが、昨年はコロナであまり活動が無くて、ほとんど参加できなかった。ただでさえ、今いるところに友達が居ないのにこのままでは本当に独りになってしまう。同じ趣味を持つ仲間を持つだけでも全く違うと思うので、無理がない程度で参加していこうと思う。

 

⑹とにかく無理をしない

 自分を責めない。他人と比較しない。無理にポジティブにならなくて良い、ネガティブにならなければ良い。私を愛でるのも突き落すのも私次第。私は一人じゃない。

 

考えながら書いていると次から次へと浮かんできてキリが無いのでここまで。

このブログも無理なく更新出来るようにする。

ここは自分の気持ちを正直に吐露できる場所だから。

 

 

自分を知る

 

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昨日突然母親から電話がきた。何でもその前の日に妹に電話したので、今日は姉の私に電話しようと思ったらしい。他愛のない話をいくつかした後に「○○も今年27だねぇ」と言われたので「もう27だよ。やばくない?」と私が返した。

母親は「これからが楽しいんじゃない?」と言うので、最近思う事を吐露した。

 

というのも、最近めっきり友達と遊ぶことが無くなった。コロナが原因なのかもしれないが、いよいよ誰とも遊ぶことなく一人で休日を過ごすことが多くなって孤独を感じるようになった。

私は人付き合いが下手くそで友達関係も長くは続かずフェードアウトすることが多い。それは私がマメに連絡もしないから。会いたいと思う友達がそんなに居ないから。一人でもまあまあ楽しめるから。様々な要素があって一人が多くなった。

数か月前はこの孤独に憂鬱になる時があったが、最近はこんなことも考えるようになった。

結局、人間は一人である。だから孤独に悲しむのではなく、今は一人である時間を楽しむ力を養う時ではないかと思うようになった。幸い、私は一人で楽しめる趣味がいくつかある。そこで教養や感性を磨く、内面を磨くなど一人だから出来ることがあると考えるようになった。

 

ここまで細かくは話さなかったが、母親に言うと「○○は小さい頃から一人で大丈夫な子だったんだよ~」と言われて「ああ、そうなんだ」とホッとする自分がいた。

本当に小さい頃から群がるのはあまり好まず、元からこういう性格だったんだと知ると、これは恐らくもう変わらない私の本質なんだなと思った。

 

こうやって自分を知れると、どういう行動をすれば生きやすくなるのか分かるから母親と話せて良かったと感じた。

今は自分を知る時。どんな人と居れば気を遣わずに済むのか、自分が生きづらく感じないか自分を知る努力をこれからもやっていこう。

 

 

波を感じた3日間

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この3日間、とにかく濃かった。

そこで聞いた色んな話。同期が会社辞めるとか、結婚したとかするとか。彼女が出来てたとか。

みんなには色んなことが起こってるのに私は何も進んでいないなぁ。なんて惨めさを感じてた。

 

コロナとかでしばらく会えていなかった人達と突然怒涛のように会う事になるとは思わなかったから波って本当にあるんだなと思った。

 

その中でもやっぱり前好きだった人が結婚するって聞いた時はドキッとした。ああ、結婚するんだって。でも、不思議と悲しさは無かった。むしろついにかと良かったというか…なんというか。

私は前よりも進めてる。というのも含めて前向きな感情でその事実を受け止める事ができた。

 

でも、あの子はズルいっていうのと私はもうあの子の前には現れないようにした方が良いと今回再会して思った。

まさか宿泊先の部屋に行くとは思わなくて。まあ泥酔状態になる方が悪いんだけど。

それでわぁわぁ喋って、いつの間にか近くにいて。私の体を引き寄せようとしてきた。

内心「え?マジか?」って思いながら掴んできた手を振り解いた。

これ以上私を辛くさせないでほしい、何よりもうすぐ結婚する彼女を悲しませないでほしい一心だった。

 

だから言ったのだ。

結婚するんでしょ?だったら彼女を幸せにしてあげないと。

正直これを言えた私、マジで偉い(笑)

泥酔状態でもそこはしっかりしてた自分に少し関心した。

私はズルいかもしれないけど、あの子はもっとズルい。大切な彼女がいるのに他の女を弄ぶ。こんな事するのはあなただけだよと言ってたけど、そういう事じゃない。そもそもこんなことやってはいけないよ。

 

今回来るのも正直迷ったと言われたのが結構ショックでそっかそうだよね…と自分の軽率さにも悔やんだ。今回は2人きりじゃないし、二次会あたりで2人で飲んで帰れればそれで良いと思って誘ったけど、思った以上に良くない行動だったかもしれない。

 

だから思った。もうあの子の前に私は現れるべきではないと。仕事などの研修でたまたま会うなら別だけど、プライベートは今回のような2人きりじゃなくても、もう誘わない。連絡しない。

あの子は彼女と結婚して、幸せになるべきだと。それを私が邪魔してる。こんなことあってはならない。

 

さようならとは言いたくないけど、どうかお元気で。そしてお幸せに。私も幸せになります。

 

 

こうも違うのか

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今日、とある産婦人科に行った。

理由は生理不順だからである。なかなか思うように生理がこないので、病院に行った方が良いと思ったためだ。

以前も生理不順があったので、家から一番近い産婦人科に行ったが、そこではなく別の産婦人科にした。なぜなら医者が不愛想でこちらの悩みを適当に流してるとしか思えなかったのだ。

 

まず診察室に行って生理不順であることを言うと、内診台に乗せられて妊娠してるか確認させられた。そしてその医者は「妊娠してるかどうか確認しないとね。疑っている訳ではないんだけどさ」と言った。性行為なんかしていないし、する人もいないのに見られてなんだか嫌な気分だったのを覚えている。

 

そして薬を出されて「過度なダイエットはしていないようだし、考えられるとしたらストレスだと思うけど、精神的なことはこっちじゃどうすることも出来ないからストレスたまらないようにするしかないね」と言われて終了。

不安や悩みを吐露出来そうな雰囲気もなく、私は薬を飲んで無理やり生理を起こさせて終わった。

 

だけど、こうしてまた生理不順が起こってしまったのだ。別にストレスも溜まっている訳ではないし、どうもおかしいと思って同じところに行くか迷ったが、ネットの口コミを見ると前に行った産婦人科は評価があまり高くなかった。

読んでみると、私を診た医者が不愛想だなど書かれていた。それを読んで私はここをやめようと思い、別の産婦人科に行った。

 

今日行ったところの医者はまずすごく丁寧だった。

生理のしくみを一から教えてくれたし、ちゃんと生理不順にフォーカスを当ててくれた。だから内診台に乗らずに済んだ。

エコーで見ながら先生が色々と教えてくれて、その後も写真を見ながら今の状況を説明してくれた。そして採血をしてホルモンバランスについても診てくれることになった。

前の病院ではこんなことなく、簡単に済まされたから丁寧に診てくれて嬉しかった。

 

 

同じ産婦人科医でも違うものだ。自分が思ったのは産婦人科に関することってかなりデリケートだと思う。もちろん病院というものは体などに何か異常があるから行くものなので、全般的にデリケートなものかもしれないが、特に産婦人科はそう思う。

妊娠だけではない、私のような生理不順や子宮頸がんなどの病気もある。子宮の全摘出となると妊娠が出来なくなる。女性としては悲しいことである。不妊もしかりだ。

 

だからこそ、医者は患者に寄り添えるようにすべきではないのか?

不安を少しでも取り除けるように。

まあ、金をもらうだけでやるのであるならばもう知ったこっちゃないが。

しかし、そういうのを続ければ確実に人は来なくなるだろう。

 

 

私を泣かせる大好きなアニメ

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ひさしぶりに泣かせるアニメを見た。
無人惑星サヴァイヴ」というNHKで放送していた番組。放送されていたのはもう17年前だが小学生の時、習い事の水泳が終わって帰るとちょうど放送していたのでよく覚えている。


あらすじは22世紀、異常気象や地殻変動により既に住める状態ではない地球から人々は脱し、様々な星(コロニー)で生活をしていた。
そこに住む少年少女が修学旅行で木星に向かう最中、重力嵐に遭ってしまい、未知の惑星に流れ着く。そして彼らは何とか生き延びようとする。


子供向けというのもあって、正直ツッコミ所やチートな部分があり、ストーリーもベタなところがある。だけど、久しぶりに見たらこれが泣けるのだ。


まだ14歳の彼らにとって不安や悲しみはきっと大人よりも何倍もあったはず。それでも生きるために懸命になる姿を見たら泣かずにはいられない。
もちろん衝突も多くあった。だけど後半にかけてその数も減って成長していくのがしっかりと分かる。
そして個々の成長姿も見れる。ルナやカオルは当初から完成形に近いからそこまで見受けられなかったが、特にシャアラやベルは本当に逞しくなった。


出会いや別れ、多くの試練を乗り越えてきたこの作品はただのアニメではない。訴えかける何かを強く感じる作品なのだ。
17年経ってもまた見たいと思えて、このアニメが本当に好きなのだと再確認できた。